デジタル一眼レフを手に入れたものの
ゆっくり勉強する暇も無ければ、撮りに出掛けたい天気でもない。
家でオークション用の撮影をするも、どうにも白熱灯が邪魔をし
くら~い画像になってしまい、納得がいかない。
ああ、納得行く小物を撮りたい!でもどうして撮れないの!と葛藤の日々。
この度デジタル一眼レフを手にして初めて
「撮影環境」と言うモノに目を向けるようになり
そういったモノが売っているコーナーに足を運ぶ様になって
『あ、こういう機材使って撮影してんだ』と気づいたのが
【ライティングボックス】です。
ちなみに

こんなんです。
買えば早いんだけど結構お高いのですよ、布のくせに。
こーゆーので1万円くらい。
まぁピンキリなんですが・・・もうちょっと安いのもあったけど。
ヨドバシで商品を見ていた時に「自分で作れないかなー」と思い
家に帰って来て作ってる人が居ないか検索をした所、いくつかのサイトを見つけ
そのサイトを参考に、作ろうと決断して100円均一で材料をごっそり購入。
[参考にさせて頂いたサイト様]
模型の花道/Webmaster:おまみ様Home
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模型のサイトのはじめかた
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■模型の撮影(自作ライティングボックス編『プラモデルを中心とした模型サイト様です♪
模型には全く感心を持たなかったワタシに取っては
言葉の一つ一つが"?"と言う事ばかりですが、コンテンツが豊富で
同じ大阪の方なので、笑いのツボが似ていて親近感が沸きましたw
最近完成した"アオシマ1/700空母蒼龍"は必見です!模型好きの方は是非!』
モノーキ/Webmaster:Kanju様Home
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SDFC トピックス
↓
百円均一で撮影ブースを自作する『こちらも模型製作サイト様で、ガンダム関連のモノが沢山あります!
昔、仲の良かった男子と一緒になって模型を作ってた事がありましたw
こちらにはSDガンダムのフル稼働改造物や、普通のものまで多数です♪
サイト内にある"レゴ型ガルマ"がすごい可愛いですw
演説しているギレンのシーンを再現した記事も必見です♪』
上記二つのサイト様を参考にさせて頂いた
これはワタシのライティングボックスとの戦いの記事である。
※大げさな~ゥルァ!(((;`Д´)≡⊃◇)`Д)、;'.・
[0回]
1.用意したもの
★発泡スチロール板・・・A3サイズ*4、A4サイズ*3
★フェルト布・・・60×60サイズ*1
★はぎれ・・・1枚 白色推奨軽さ重視でワタシはスチロールの板を購入しましたが
段ボールで代用がきくので、この辺はお好みでw
★アルミホイル・・・2本ありますが1本でOKです。レフ版というモノを作る時に必要不可欠です。
お母さんから奪取しましょう(オマエ
レフ板のレフとは「reflex(反射)」の略だと、調べて解りました。
直接光を当てて撮影すると、光を当てた後側に陰が出来ますよね。
その光を和らげるために、レフ板を作ります。
あと光を陰の出来る所に反射することによって
陰が出来るのを防ぐ効果もあります。
★マジックテープ・・・15cm×10cm*1折りたたみ式を作るために、何度も取り外しを可能にするための物。
★その他制作お助け物。実際に使ったモノ達です、一番使ったのは透明テープ大ですね。
サイズを計ったモノサシ、サイズ計って印を付けたペン、等々。
セロテープは組み立てる時の仮止め用、この辺は臨機応変で家にあるものでOK。
あとは揺るぎない気力です!!(笑)
2.基盤を作ります
背面、底面はA3サイズで基本の大きさとするので
背面の高さを考えてA4縦の長さとA3横の長さをひっつけないといけない。
底面に来るのはA3横の部分なので画像の様に、A4の横とは差異が生じます。
※ヒトコト
A3はA4の2倍、大きさを横にして考えた場合
A3の横の長さとA4の縦の長さがぴったり一致します。・・・ので、足りない部分を別の板で補って、切ります。

要らないところは切ってテープ接着しました。
※ヒトコト
A3はA4の2倍、と言うことはこの作業で
改造したA4の横とA3の横の大きさが一緒になった訳なので正方形になっているはずです。
左右分が必要なので、同じ要領でもう1枚作りました。

側面、背面、底面をセロテープで仮止めするとこんな感じになりました。
3.レフ板を作ります
レフ版を作ります。
先ほど作った側面の2枚を使います。
アルミホイルをくしゃくしゃにします。
あまり強くし過ぎると戻すときに大変なので適当に(笑)
※ヒトコト
アルミホイルをなぜクシャクシャにするかと言うと光を乱反射させる為です。
そうした努力によってやわらかい優しい写りになります、気合い!w
一枚貼ってみました。
でも足りない部分が有るので、もう1枚補うために貼ります。

補ってテープ大で補強して仕上げたもの2枚(左右分ね)
これでレフ版はOKです♪
3.組み立てていきます
折りたためるようにしていくので
まずは背面と側面を接合してゆきます。
2枚をペタっとくっつけた状態でセロテープで仮止めします。
その上から透明テープ(大)で本接合です。
大まかに言うと、蝶番(ちょうつがい)の様になりますね。
ちゃんと剥がれないで閉じたり開いたり出来るかも確認します。

同じ要領で、側面2枚を背面に接合しました。
ワタシは前に折りたためるように作っているので
背面の前(上?)にレフ板を重ねて接合しています。
雰囲気的に、観音開き風と言うか・・・(-∀-;;

先ほど作ったものに、底面を接合します。
側面を前に折りたたむようにしたので
底面は後ろに折りたためるように設計しています。
段ボールなら厚み関係なく全部同じ方向に折りたたんでもOKかと。
発泡スチロールは厚みの関係でややこしい設計になってます(笑)

問題は接合部分ですが、少し間を開けています。
側面の様に同じ方向のみに折りたたむのなら深く考えなくてOKなのですが
底面は使用する際は前に、折りたたむ時は後ろへという動きになるので
同じ要領でくっつけてしまうと・・・後ろに動きません。
ので、画像の様に少し間を開けてます。
仮止めで前後ちゃんと動くか確認して、本接合をしてください。

取り敢えず仮止めで、こんな感じになりました。

背面と側面にマジックテープを付け、箱形を固定出来るようにします。
AとBの表面が違う2枚がありますが、どっちをどっちに付けてもOKです。
ワタシの場合、鈎型(かぎがた)になっている方を側面に付けています。

内側はこんな感じです。
底面につけた方は、長めに切らないと届きません。
先っぽは折り返してます、この設計ではこうしないとくっつきません(笑)
ひっついたらダメなところはシールを剥がしていません(白い所です)

きっちりひっつきました♪

左右とも、同じ要領で作りました。

フェルトを貼り付けます。
作ってから思ったのですが50cm×50cmでもOKです。
結構横が余りましたので(笑)
横幅に合わせて、サイズを計ってチョキチョキ(V)o\o(V)(違
ワタシはちょっと気持ち長めに切ってます(5mmくらい余分長め)
あまりにきっちり切りすぎると、横に白い部分が見えそうで・・・
でも横は、あまりにデカイものを撮影しない限り映らないのでアレですが(笑)

貼り付けました。
ワタシは初め上端の両端にマジックテープを付けて
取り外せるようにしたのですが、弱々しかったため透明テープで接着しました。
取り外しは出来なくなりましたがしっかりと接着出来たのでOKとしました。
4.天板を作ります。天板はディフューザーとも言われるそうで
内容としては当たる光を和らげるために
ストロボの前に置く半透明のアクリル板等の事だそうです。
検索してたら、別にF1の空力デバイスの事を指しているとも・・・。
意味は一緒なんですかね(´・ω・`)<よく分かりません(爆)
で、その天板をディフューザーを作っていきます。

ここで、材料には書いてなかったのですが
段ボールが必要になったので用意しました。
画像の天板の骨組みを余ったA3の板で作ろうと思ったのですが
横幅が合わないために、急遽家の中を物色して発見しました。
「手元にねえよヽ(`д´)ノ」って方は
近くのスーパーとかでお伺いを立ててみて下さい。
大概は大量に荷物を持って帰る方用に
置いている所があると思うので綺麗なのを貰ってきましょう。
フチの長さはかなり適当で
モノサシの横の長さを当ててその高さを測っただけです。
上部が少し長めですが、背面と接合する為のものなので
少し余裕を持たせて切ってます。

上にかぶせるとこんな感じ。

内側に来る面に両面テープを貼ります。
両面って文字を見ると「りゃんめん」って読んでしまうのはワタシだけ?

両面テープの枠の大きさに合わせ、買ってきた「はぎれ」を切ります。
要はA3くらいの大きさあればいいので、大きなモノは不要です。
トイレットペーパーやトレーシングペーパーでもOKだそうですので♪
とにかく直射を避けれれば・・・と言う事ですね。
ああ!足の指が映ってる~~~Σ(゚д゚;)(滝汗)

裏を返すとこんな感じです。
はみ出してる部分は綺麗に切りましょう(V)o\o(V)(だから違・・・

切って透明テープ(大)で整えました。

裏側です。

このままでは天板がぐらつくので、接合部分を作ります。
先ほどの天板の余った部分の所と背面に図の様にマジックテープを付け
天板だけ取り外しが出来るようにしました。
折りたたむ形式でも良かったのですが、間を開けるのが面倒になって(爆)

きちんとくっつきました♪

後ろがくっついたら、今度は全面です。
図の状態で浮いた感じになっているので
こちらもマジックテープでくっつけてあげます。

小さく切ったマジックテープを上下に貼りました。

ちゃんと固定が出来ました♪
左右同じようにくっつけてあげましょう。
やっとこ完成です!!完成図はこんな感じ♪

天板取るとこんな感じ♪
ちなみにフェルトの縦は長さ弄ってません(切ってません)

折りたたむとこんな感じになります。
側面は前へ、底面は後ろへ、天板は取り外します。
フェルトは優しく内側へくるむ程度に。

別の用途で使う為に買ってた100円均一の袋にすっぽり入りました。
すっきりコンパクトヽ(゚ω゚)ノ♪

撮影環境。
蛍光灯を上から照らします。
部屋の電気が白熱灯なので、ちょっと暗いです(・ω・)

ところでこの蛍光灯ですが・・・
ワタシは手持ちに白熱灯の手元灯しかないので
急遽電気屋に走り、買ってきました。
材料費は¥500なのに、これ¥4480もしました(´゚ω゚):;*。':;
もっと安いヤツでも良かったんですが、デザインが気に入って・・・(笑)

軽くタッチすると点灯するタッチライトです。
ちょっと高かったけどデザインがやっぱ良いので、ヨシとします('▽'@)
5.撮影します!遂に、遂に撮影です~o(*`▽´*)@
モデルは「たこ焼き柄ハロ」です・・・(笑)
撮影のテストで何を使おうと部屋を物色した結果、こうなりました。
制作者が女のくせに、何故にコレ?と写してから思いましたが。
部屋の中には他に
「ベルばら」のマリーアントワネットフィギュアもあったと言うのに(爆)
あとは・・・ケロロ軍曹でも良かったか・・・まぁいいか(笑)
たこ焼きハロはガンダムショップでハロコレクション?だったか
買ったときに入っていたモノです。
これが欲しくて買ったので一発で出たので嬉しかったです(爆)
※出したのはダンナ様。ワタシが買ったのはガンダム柄のハロでした。
で、そんな余談はどうでもよくて・・・

①天板、ライトを使用せず撮影したモノ、暗いの一言に尽きる。

②天板、ライトを使用して撮影したモノ、上とは偉い違いw

③特別版:レフ板一枚追加Ver、全面が少し明るくなりました。
6.レフ版追加
2枚目の画像の、前面がなんか暗い様な気がして
アタッチメントとしてレフ板をもう一枚作りました。
A3の板を半分に切ってA4サイズにしました。
アルミホイルは一枚で十分貼れます。

取り外せる設計の為に前面の上端にマジックテープを貼ります。
レフ板にも貼ります。

ひっつけました、上下2点止めです。
これを使用して③の画像を撮っています。
撮影したのは携帯なので画質悪いのは否めませんが
ボックス使うことによってメリハリがちょっと消えてしまうため
ボケた感じになるのは、ありますよーとも書いていたような。
まぁこれは記事用に撮影しているので
ちゃんとしたものは、またEOS使って撮影します♪
冒頭にも記載しましたが
ワタシがデジタル一眼レフを手にするまで
こんな感じで撮影をしているなんて、思ってもみませんでした。
恐らくこのライティンボックスを作ることにもならなかったでしょう。
でも自作への活力とやる気を貰ったのは
ご紹介した2つのサイト様のお陰だと思っています。
参考にさせて頂いた感謝は、きっと箱を使う度に思うでしょうw
おまみ様、Kanju様、本当に有難う御座いましたo(_ _*)o
この様な素材を使う方というのは
やはり模型をご自身でお作りになっている方が多いので
模型もちょっとやってみようかなーと思ったのは秘密です(*ノノ)
ワタシの様に検索でもしここに辿り着くような事があった方へ
頑張って下さいヽ(゚ω゚)ノ♪
参考にさせて貰った2つのサイト様にも是非お足をお運び下さい♪
そして最後に
何より「デジタル一眼レフ」の存在を教えてくれたダンナ様に、感謝を。

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